普段からトイレ掃除が日課になっているという方でも、その掃除が十分であるとは言えないかもしれません。それはなぜかというと、トイレには見えない汚れがいっぱいだからです。よくサボったリングと言われるような、水洗便所の水が溜まっている部分に輪っか状の汚れがつくことや、便などの汚れがつくことはありますので、それを目にすると掃除を行いますが、実はそのような目につかない部分でもかなり汚れていることがあります。

その見えない汚れが起こる場所の代表例として挙げられるのが、トイレの裏側であると言えるでしょう。そう、便器の汚れというよりは、トイレそのものの汚れです。この汚れは例えばそのトイレを使用した男性が、便器に座るのではなく立った状態で小便をした場合に、勢いよくでた小便がトイレの裏側にまで飛んでいきそれがこべりついて汚れになることなどが考えられます。もしくは埃がどんどんと溜まっていきそれが汚れになるケースもあるでしょう。

この他の部分としては、トイレのタンク内も意外と汚れがたまる部分だと言えます。手洗い管のあるトイレだと、そこで手を洗う方も多いですので、様々な汚れがトイレのタンク内に入り込んでいることが考えられるでしょう。この汚れが溜まりに溜まって来れば、タンクに詰まりが生じてしまい、トイレの水が流れないという事態にも発展しかねません。そうなるとかなり困った状況になりますので、できるだけタンク内も綺麗にしておくべきです。

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トイレの裏側やタンク内という限定された部分をピックアップしただけでも、意外と汚れがあるわけですから、このほかの部分でも見えない汚れは沢山あるということも推測できます。それゆえに、トイレ掃除をする時には便器だけを見るのではなく、トイレ全体を見ることが大切になってくると言えるでしょう。便器だけを見て、そして便器だけを掃除をすることだけが大切であると思い込んではいませんか？